異性が魅力的に見えるのは、3年が限度という説があります。
付き合い始めは、脳の中で恋愛ホルモンが大量に出ます。
ドパーミンやアドレナリンなどです。
でもこういったホルモンは、
18ヶ月から3年で出なくなるそうです。
刺激的なホルモンが放出され続けていたら、脳が疲れてくるからです。
その代わりに、別のホルモンが出始めます。
βエンドルフィンやセロトニンなどの、
安心感、安定感、穏やかさなどを感じさせるホルモンです。
本当にリラックスできる相手となっていくのですが、
言い方を変えると「刺激を感じない空気のような存在」になります。
3年付き合っても結婚をしないし、子供もできなければ相性が悪い、
と本能的に判断して、別れを促すプログラムともいいます。
ですから、結婚したい人は
付き合い始めてから、早ければ18ヶ月、
最長でも3年以内に結婚するかどうかを、
決めるのがいいようです。
●恋愛から愛に変わる
18ヶ月から3年で、ドキドキする関係から、
落ち着いて安心する関係になるというのは、
「恋愛から愛に変わった」ともいえます。
「長年付き合っているのに、
相手が結婚を考えてくれない」
この悩みは、長年付き合ってしまって、
お互いに都合がいい相手になってしまうから起きるのです。
では、愛を持続させるにはどうしたらいいか?
オキシトシンというホルモンが大事になります。
「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」「絆ホルモン」「思いやりホルモン」「癒しホルモン」などの異名を持ちます。
・幸福感を感じる
・ストレスが緩和する
・信頼感が増える
・人とのつながりが強くなる
などなどたくさんの効果があります。
女性のために、出産時には特に分泌されます。
●オキシトシン
では、どうしたらオキシトシンがたくさん出るのでしょう?
オキシトシンを分泌させる最大の方法はスキンシップです。
では、スキンシップする相手がいない場合はどうする?
・家族や友達と食事をする。
・カラオケにいく。
・おしゃべりをする
・プレゼントを贈る
(もらうのではなく、贈るのがいいのです)
・人に料理を作ってあげる
●家族も友達もいない場合は
・感動できる本、映画、ドラマを観る
・自分の感情を、素直に表す
・仕事や通勤時に人を思いやって親切にする
・犬を飼って毎日なでる。
ペットをなでていると、
たくさんのオキシトシンが分泌されるという論文も発表されています。
この文章を書いていて、
愛を持続させるために、
コミュニケーション力は欠かせ無いなあと感じました。
人と深くつながるための方法を
これからも多くの人に伝えて行きたいと思います。