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『「9マス」で 悩まず書ける文章術』

書けなくて悩んでいる人は必読!

『「9マス」で 悩まず書ける文章術』を読みました。

 

●なぜ9マス?

人は枠があるとうめたくなる修正がある。
4マスや6マスでは物足りない。
12マス、16マスでは多すぎ。

⇒なるほど、納得。
私がアイディア出しをするときには、マインドマップを使ってますが、これから9マスもやってみよう。
 
 
【第一章】 
●書くことに抵抗があるのは、他人の目を気にしすぎているから
・文章の書き方に唯一の正解はない
・人と違う意見や考えを示すことに文章を書く価値がある
・人から否定批判されて一人前である
・自分を語れない(語らない)ことは恥ずかしい
 
⇒文章を書けない人は、認知心理学でいうところのゼロ百思考だと思います。
他人から「すごい文章だね」と言われないといけない。
けなされるくらいなら書かないほうがいい。
これを「マイナスの完璧主義」と呼びます。
松橋的には、悪魔の完璧主義と名付けたいと思います(笑)。
まずは、ここを乗り越えるかが、世の中にあなたの存在価値を示す第一歩ですね。
 
で、ここでよけいな一言を。
 
「なかなか文章を書けないんです」
「書くことに抵抗があるんです」
そういった悩みの人は、読者はわずかという人ばかりだと思います。
つまり、「たいして読まれないから、何を書いても大丈夫ですよ」
ということをお伝えしておきます。
かなり上からで申し訳ないですが(笑)
 
たとえば、私のアメブロは、3000人近くの読者登録数があります。
アクセス解析を見ると、アクセスの多い記事だと数百人程が読んでいます。
それでも、批判的なコメントどころか、おほめのコメントもほとんどつかないし、これといった反応はありません。
私の記事は、ノウハウ提供型なので、無反応になりやすいというのもありますが、
あなたも、他人のブログを読んで、コメントするとか、メッセージを送ったりすることはめったにしないのではないですか?
 
だから、逆に考えると、批判や否定のコメントをつけるというのは、かなりのエネルギーがいるわけです。
あなたのアンチだとしたら、それだけ感情を揺さぶる力があるので、「人から否定批判されて一人前である」というはそのとおりだと思います。
 
あ、まずい!
1章目の1項目でこんなに書いていたら、大変なことになる!
ということで先に進みましょう。
 
●9マス自問自答法で良質な素材を集めよう
9マス自問自答法とは、9個のマス目に、自分にインタビューして自分で答えていくものです。
頭の中で考えたことを書き出すことで情報が視覚化される。
悩まずに文章を書くことができるようになる。
 
⇒ネタ出しさえできれば、あとは書くのが簡単ですね。
 
●7W3Hを活用すれば質問に困らない
Who  誰が
What 何を
When いつ
Where どこで
Why  なぜ
Whom 誰に
Which どっちを
How どのように
How many どのくらい
How mach いくら
 
⇒7W3Hというのは初めて知りました!
10個の質問で、情報が一気に集まりますね。
 
 
●情熱で書いて冷静で直そう
 
⇒山口拓朗さんの書籍は全部読んでますが、このフレーズは必ずと行っても登場するくらいですから、彼がとても大事にしている部分だとわかります。
漢字やら日本語の正しさを気にせずに、まずは情熱で一気に書き上げる。
そのあとに、読み直して冷静に推敲する。
この推敲で、ムダを削り、正しい文章術に則って修正していくことで、読みやすいプロの文章になるわけです。
 
私も本を執筆するときには、1週間から10日くらいで一気に書き上げます。
情熱が必要です。
そのあとに、推敲して、ムダを削ったり、書き直したり、入れ替えたりしてから入稿します。
このときは冷静は読者になって編集作業をするわけです。
 
 
第1章からワープして

【第4章】
●道先案内人テンプレートで悩まず書けるようになる
文章には型があります。
結論優先型テンプレート、列挙型テンプレート、ストーリー型テンプレート、出来事×感情型テンプレートなど
 
⇒文章が苦手な人は、こういったテンプレートに当てはめれば、間違いなく書けるでしょう。
 
【第5章】
●半径5メートルのネタを書こう
「日本の教育システムは〜」
と大上段から教育を語るには、多くの知識や経験が必要になります。それこそ、学者にはかないません。
一方で、お子さんとの関係性について書くことは、他の誰にも書けないこと。

そうそう、大上段、よくやってます。
出版コンサルタントをしていて、著者のお手伝いをしています。
これから本を出す著者が原稿を書き上げたら、編集者に渡す前に、私にまずは原稿を見せてもらいます。
すると、普段、ブログもやっていないで初めて本を書いた人は、なぜかほぼ間違いなく、それをします。
「現在の日本経済は〜」などと、大上段に構えたフレーズを書きたがります。
サラリーマンをやっていて、渡される資料には、そういったことを書いてから本文に入る物が多いからでしょう。
 
営業でも、「現在の日本は〜」と言う話から始める人がいます。
営業の世界で「権威付け」と呼びますが、読者は、そんなのに興味はないんですよ。
あなたの個別の話を聴きたいんですよね。
そういったことは、研究者に任せましょう。
 
さらに5章には、推敲でとても重要なポイントがいくつか紹介されています。
このポイントを抑えれえば、とても読みやすくなること、間違いなしです。
 
 
●まとめ
だいたい一冊書くために必要な文字数は、6万字〜10万字といいます。
この調子だと、この本の解説のために、
6万字くらい使いそうなのでこれくらいで勘弁してあげます(笑)。
 
今の時代は、誰もが文章を書くことで表現できます。
というか、書くのが苦手な人は、かなり損をする時代です。

私も、2005年に始めたブログがきっかけで、編集者から出版しないか?と声がかかり、世の中に知られるようになりました。
あなたも、書くことで世界へ飛び立つために、この本を参考にされてはいかが?

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