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葬式、お布施、戒名代、いくらだった?

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前回の記事で、公式ブログには追記も書いたんですけど、

追記の記事

親の余命を言われてこれからの処置のことを決めなきゃいけないとなったら、
理屈でしっかり考えていたことは全部吹き飛んだわけです。
葬式でもそんなことがありました。

 

●親の死に悲しめなくて、それよりもやらなきゃいけないことだらけ

1月4日に親が 亡くなったという連絡がありました。
「もし親が亡くなったときはこのように考えよう」と準備していたこともあり、
どちらかといえば、
「ああ、数日前から呼吸が苦しそうで見ていられないと聴いていたけど、ついに亡くなったか・・・。とうとう終わったんだ」
という感じでした。

青森に到着しても、悲しいとか、喪失感はあまりなく、
棺に入った親の顔を見て、「大変だったんだなあ」という気分。

どちらかといえば、
「毎日お見舞いをしていた妹や弟も、ようやく肩の荷が降りたなあ」
という感じ。

それよりも何よりも、親戚や友人への電話連絡が大変。
母が使っていた電話帳だけが頼り。
親戚に一通り電話して、友人らしき人へ電話。
80歳の母の友人は、やはり70〜80代のようで、ほぼつながりました。
一旦電話がつながると、毎回同じ説明をします。
・いつから入院していたか?
・死因は?
・お通夜、葬式の日程、場所
・法要には出席するのか?

青森に住んでいないので、そばにいる兄弟に聞きながら、場所の説明をするのがいちいち大変。
みなさん、メールとかがあればいいのに。

そして、その後、葬儀会館の担当者と打ち合わせ(営業)があり、
段取りが決まり、
そして納棺、火葬、お通夜、葬式、法要をこなすわけです。

とにかく、お金はこんなにかかるのか!
とびっくり。

葬祭費用について書いてみます。

●会員制度
母は、〇〇セレモニー&〇〇会館というところの互助会に入会していました。
母が一人あたり30万円くらいを、自分と父の分、2口を積み立てていると、妹から聞いてました。

母が倒れて3ヶ月後、8月に、お見舞いに帰省したときのことです。
妹から「葬儀会社から連絡が来ている。更新でハンコが必要なので申し込み者本人(母)とお会いしたい」、というハガキが届いていました。
なので、青森にお見舞い行った帰りに、兄弟3人でその会社の事務所を訪問しました。

母の話だと、「会費は全部支払い終えているから、あとはほとんどお金がかからない」という話でした。でも、担当者の話を聞くと、そうでもないようです。

霊柩車代、ドライアイス代、お花代、法要費用、お坊さんへのお布施、戒名代、もろもろ、数十万円の追加が必要とのこと。
「まあ、2〜50万円追加は、しょうがないか」と思ってましたが、
いざ本番になったらとんでもない金額でした。

●青森では火葬が最初
母が亡くなった翌日、病院から葬儀会場に遺体を移動です。
火葬場が混んでいるとかで、火葬が5日後。

え?5日後??
そんなに混んでるの??
ほんとに?
長引かせて、会館の売上が上がるから、混んでいるとか言ってないよね?
いや、確認しようがないから、まあしょうがない。

遺体を安置するために、会館内にある3LDKの部屋を5泊6日で借りました。

●なるほどのビジネスモデル

会館に到着してすぐに担当者と打ち合わせです。
人付き合いがほとんどなかった母。
お通夜でもせいぜい数人から10人程度の予想。

お通夜も葬儀も最低限でいいんじゃない?という感覚です。
青森に住んでいるわけではないので、
私の友人や会社関係が来るわけでもないし。
(東京の友人が一人、ちょうど帰省中でお通夜に来てびっくりしましたけど)
だから、「お経を読んでもらえばそれでいいじゃん」くらいの感覚でした。

しかし、担当者は、しっかりと訓練に訓練を積んだセールストークを繰り広げます。

「松橋様、棺ですが、会員様は基本無料になっております」
「じゃ、無料のでいいですよ」
「ですが松橋様、こちらはかなり寂しい作りです。
 有料になりますが、5万円だとこちらです。10万円だとこちら、20万円だとこちら」
(いやいや、燃やすだけでしょ?)
とも思いながらも、大人ですから口にしませんが。
無料で押し切りました。

「お母様が着る白い服ですが、これも基本的に無料です。ですが、無料のものは素材がナイロンでペラペラで、ちょっとかわいそうな感じがします。5万円のものだとサテン生地で、10万円だと〜」
(「いやいや、翌日には火葬場で燃やすのに、5万円とか10万円!母さんが聞いてたら卒倒するよ!」)

と思いながらも口にせず、「いえ、基本のものでけっこうです」

※これに関しては後日、嫁さんが、「ちょっとあのペラペラの着物は、ほんとにペラペラだったね。あれはグレードを上げてもよかったかなあ」と言ってましたけど。

そんな調子で、
「これはどれにされますか?」と、100個にもわたる項目を一つ一つ決めていきます。
ほんとにこれはきつい。

私は営業コンサルタントですから、クロージングテクニックや誘導はすぐ気づきますが、
しかし、こちらは、葬儀価格の相場を知りません。
一番は、必要か不必要かの判断が、わからないことです。

棺に入れるお花や、祭壇に飾る花も、なんでそんなに高いの?
そんなにたくさんの量は必要?
母は、お花が大好きですからまだいいです。
翌週の父は、花には目もくれない人だったし、父は花がむしろ嫌いだったじゃないかな。
だから全カットでいいくらい。

●母の祭壇
   

●父の祭壇

母のものが父より10万円高いのですが、、、、

祭壇はたしかに狭くなったけどわかる弔問客はいますかね?

父の打ち合わせには間に合わなかったので、弟妹が決めたのですけど、
祭壇は無料でいいといったら、お花の追加を強く勧められたとのことで、このようになりました。

でも父は、神社に家族で行っても、
「外で待ってるわ」と言って、中に入らないし、もちろん絶対に拝まない。
「神も仏もいるわけないじゃないか」という無神論者。

喧嘩の原因になる庭のお花の手入れも、一切手伝わない。
故人の意向に沿うのであれば、質素でいいわけです。

とかいいながらも、遺族の癒しのためなので、
「こうしたい」という家族がいるなら、そうしてあげるのがいいでしょう。

私は、弟と妹とは仲がいいので、すべてスムーズでしたが、
こういったストレスが積み重なると、もめる家族も多いでしょうね。

 

●いよいよ祭壇の交渉

膨大な数の見積もりを決めて、最後に残ったのが祭壇。
葬儀社の営業レディに、営業コンサルをしたことがあるので、祭壇の金額をとにかくアップグレードしたいのは知ってます。
それが営業マンの腕の見せどころらしい。

何かで読みましたけど、祭壇は使いまわし。
箱の組み合わせを増やして、花を増やすだけで、何十万円も売上アップするわけですから、ここが担当者の最大のがんばりどころ。

「会員様の無料のはこちらです。でもこの無料のは、あまりにも寂しくてやめたほうがいいです。こちらが10万円、こちらが25万円」

ほら来た。そこで、

「でも、うちは弔問客、ほとんど来ないと思うので、無料のでいいです」

今まで全部、なぎ倒してきたのには、反論しなかった営業マンが、、
いや、担当者の男性が、血相を変えて、大声出し始めました。

「いえ!!松橋様!この無料の祭壇は、ほんとにオススメできません!
 とっても寂しくなってしまうんです。 最低でもこの金額のものがいいと思います!」

「いやー、たぶん、弔問客、10人、来ても20人くらいだと思うから」

「いえ、ほんとうにおすすめできないんです!「松橋様、下の葬儀会場に実物が出ています!ご覧になりますか?」

「ああ、じゃあ見せてもらいます」

葬儀会場に行って見せてもらいました。
正直、無料のでも充分だと思ったけど、うーん、まあ、たしかに、しょぼくはなるよね。
でもねえ、誰に見栄を張る必要があるのか、という話で、、、
部屋に戻り、交渉の続き。

担当者、粘ります。
そしたら兄弟が、担当者のクロージングに根負けして、
「その10万円のでいいんじゃない」と。

まあ、10万くらいならしょうがない。
できるだけカットしたから、これくらいは譲るか。

・・・って、
親戚数人しか来ないだろうと思われる式、
1時間×2回の式に、
10万円余分に払う。

通常の精神状態なら絶対OKを出さないのに、
こうやって書いていて、
普通の精神状態じゃないことがようやくわかる。

他にも、
「香典返しですが数百のカタログから一つ選んでください」
「香典返しに入れるカードの文章はどうしますか?」
「法要に招待するためのはがきの文言はどうしますか?」
「法要の食事の種類は20種類ありますが、どれにしますか?」
「お花はどこの位置に飾りますか?」
「最後の集合写真は撮りますか?」
「遺影に使う写真の選定は?」
などなどなどなど、
とにかく、あれもこれも、
たくさんのことを決めなきゃいけないのは超ストレス。

私は決断力のある方だし、クロージングされても断れる方だと自認しているけど、
普通の人なら
「担当者さんがそういうなら、全部お任せで」
となるでしょう。

とにかくすべて、
「どれにしますか?いくらにしますか?」
というやりとりは、
「死」をお金で換算している感じ。

親への愛情を試されてる感じもあります。

普段なら数千円のものでさえ、
すべて相見積りを取ってから決めるのに、
他社の金額と比べることもなく、
他社に頼みようもなく、
足元を見られている感じもあり、
なかなかに疲れました。

自分的には、
「親戚以外はほぼ来ないし、お通夜とか葬式、いらないじゃない?
 お経読んでもらって火葬でいいじゃん」
と思っていたくらい。

なので、無料でいいものを、
「5万円だ、10万で」というアップグレードにOKしてしまうのは、
選択に疲れきってしまうからだね。

選択疲れをしてしまって、結局後半の方は、「じゃそれでいいです」が多くなる。
これは営業の基本ですね。

 

【金額の詳細】

●無駄に広い部屋

ベッド3つの部屋2つ、リビングにソファベッド。
遺体を置いている畳部屋6畳、に妹家族5人。
12人寝れるけど、8人で充分。
一泊25,000円。計12万円なり。

お線香を絶やしてはいけないというので、
家族はずっと寝泊まりする必要があるんです。
結果的には親戚の人が1泊利用しただけで、ほとんどのベッドは無駄。

葬儀場の使用料は、たしか10万円くらい。
お通夜と葬式で2回なので、20万円なり。

●互助会制度のメリットとデメリット

すべてを決めてしまってから、夜、Dマガジンを読んでいたら、ちょうどプレジデントに葬儀費用の特集がありました。
私がお願いした互助会制度の葬儀会社は、実は相場より、かなり高くつくと書いてました!ガーン!
他社と比べたら、30万円〜50万円ほど高いとか。

8月にその会社の事務所に行って、花代やらドライアイス代、霊柩車などなどプラスで数十万円くらいの追加のはず。

ですが、結局、

1,000,000円!!
をちょっと超えてました

それにお布施代を足して、法要の代金、
そしてすでに支払っている互助会会費、
そして、毎日の11人の食事代を入れると、

合計 1,500,000万円

くらいかかりました。

 

これでも
「あ、それ要らないです攻撃」
を、かなりやっての結果です。

断れない人だと、200万円くらいかかるんじゃないかな。

格安葬儀社だと、20万円〜50万円で可能な所も多いようです。
よく調べてから決めておくといいですよ。

 

そして翌週、父も亡くなったので、
またまた150万かかりそうでした。
でもバサバサカットして、母よりも20万円安くしました。

それでも2週間で200万円が飛んでいきました。
互助会会費を入れたら、260万円。
なかなかの出費です。

 

●ただし、大手ならではメリットはあります

でも、高いだけのメリットはありました。

・接客態度は、母のときは完璧でした。
ほんとに素晴らしかった(父のときはイマイチの担当者)

・ネットの評判でも、接客はすばらしいという口コミは多いようです。大手だけに、教育は行き届いていると思います。

・葬儀会場もあちらこちらにたくさんある。なので、場所を選びやすい。混んでいるから先に伸ばしてくれといのがない、というのが8月のときの説明でした。
(あ、でも、火葬が混んでいるとかで、全部終わるまで1週間かかりました。だから、たくさんの会館を持っているというメリットはほぼ意味がなくなりました)

 

●互助会制度の葬儀社がおすすめな人

・故人が、格式や儀式を重んじていた
・予算に余裕がある
・たくさんの弔問客が来る
・自分が地元でビジネスをしているので、しょぼい祭壇は見せたくない
・接客態度が気になる人

などなどなら、
このような互助会での葬儀がいいと思います。

※以上は、他は経験して私個人の意見です。

 

イオンも参入しているし、
お坊さん紹介所みたいなサイトもあるし、
検索をして問い合わせをしたりして、
情報は集めておくといいでしょう。

 

●お布施はいくら?

お坊さんが、4日間連続で来ました。
1日目 ごあいさつと打ち合わせ
2日目 納棺の儀、
3日目 火葬&お通夜
4日目 お葬式

こういうものなのでしょうか?
4日間、毎日来て拝んでくれるのでビックリでした。

初日に、顔合わせみたいな感じで、
お経を読んでくれたあとに、
お坊さんと打ち合わせ的なことをしました。

ちなみに曹洞宗のお坊さんです。
こんな事を聞かれました。

「故人のエピソードをいろいろとお聞かせください。
 どんな方でしたか?」

兄弟3人で、
「こんなことがありました」
「こんな人でした」と、
お坊さんに話すことで、
故人のさまざまなことを思い出すきっかけをいただきました。

結果的に、この時間はとても貴重だったと思います。

「ああ、そうだ、母はそういう事を言ってたなあ。
 そんなことをしてもらったなあ」

ようやく喪失感を感じ始めました。

ところで、「お布施と戒名代はおいくらですか?」聞くと、お坊さん、「お心づけでけっこうでございます」と、金額をなかなか言わない。

なので、ズバリ、
「会館の人からは、両方合わせて15万円と聞いていますが?」

「はい、それでけっこうです」とのこと。

以前参加した葬式では、「戒名代に80万円払った」とか聞いたので、一安心です。

実は、ネットで、お坊さん派遣のサイトに問い合わせをしていました。
そこでは、
・その日なら、秋田からお坊さんを派遣する
・戒名込みで12万円。

ということでした。
どうも、登録しているお坊さんは青森にはいないようでした。
交通費を入れたらほぼ変わらないので、葬儀社に紹介していただいたお坊さんは、とてもよかったです。

 

ちなみに、
「四十九日法要のお布施はおいくらでやっていただけますか?」
と聞くと、

「10,000円〜15,000円です。」とのこと。

だいぶ良心的なお寺さんでした。

 

あ、もう来週には、四十九日法要です。
亡くなってからあっという間。
もうそんなに経ったのか。

四十九日が明けたら、全開で行きたいと思います。

もうちょっと、葬式関連の話は続きます。

 

 

追記

一番いいのは、母が互助会の会員になっていたくらいなんだから、
どの棺にするとか、どれを着るとか、花はどれくらい用意するとか、本人が生前に、全部指定してくれていればめっちゃっ助かったのになあ、

と思いましたよ。

本人が望むようにはしてあげたい。
でも、亡くなってすぐに決めなきゃいけない。

生前なら、質素倹約の人生だったから、こういうのは望まないはずだろうと思いつつ、でも親への愛情をケチるのもちょっと・・・、、
みたいな感情が交差するし、それを営業もさりげなく示唆したりしますし(笑)。

ということで、みなさん、
残された家族に負担を掛けたくないなら、葬儀費用を用意するだけじゃなく、エンディングノートには、葬式の内容も細かく書いといてくださいね。

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